WebSantaの会社の名前の由来をお伝えします。
「 WebSanta 」
この社名には深い意味があります。
WebSanta代表である私にとって思い出深いとある1つのエピソードがあります。
私は北海道札幌の警察署もない、服屋もない、本屋もない、スーパーも潰れ、コンビニが何店舗かしかない買物難民に指定されたことすらある札幌の中でも知名度が低い田舎町で育ちました。
そんな田舎街に私が生まれる前に両親が一軒家を建てようとしていた頃の話です。
私のじいちゃんがその一軒家に半額出資してくれたのです。
しかし、その時、じいちゃんがこう言いました。
「ただし、1つだけ条件がある。それは・・・必ず煙突をつけるように!」
母は反論しました。
「もう電気ストーブの時代だから、そんなのはいらないんだよ?」
しかし、じいちゃんは、
「次に生まれてくる子供たちに、サンタさんはどっから入ってくるの?と聞かれたら何て答えるんだ?俺は子供たちの夢を壊したくないんだ」
そう言ってじいちゃんは、全く使いもしないであろう煙突をサンタさん(=サンタクロース)が毎年突入できるようにするためだけに30万円かけて強制的に取り付けたのでした。
しかし、そのおかげで子供であった私は何の疑いもなく毎年12月25日になると、その煙突から突入して来るサンタさんにワクワクし、その間ずっと良い子にして毎年楽しみに待っていたのでした。
サンタさんからのプレゼントを発見するまでの楽しみ感、プレゼントを開いた時の感動、家族とのクリスマスパーティーのワクワクさは今思い出すだけでも胸が熱くなります(泣)
そんなうちに来るサンタさんは、時を経て中学1年生の時から「おもちゃ → 福沢諭吉の紙」に変わり、高校3年生のクリスマスを最後にパタッとなぜか来なくなりました。
母に来なくなった理由を聞いたところ、
「サンタさんはもうプレゼントを買いに行く余裕がないんだ」
と宣告されてしまいました(苦笑)
こうしてサンタさんは他の子供たちの所へ行ってしまいましたとさ。
めでたし、めでたし。
・・・
じいちゃんが煙突を設置した話を私が聞いたのは、じいちゃんがガンで死んだ後でした。
その話を全然知らなかった私は、今でも恩返しできなかった後悔があるので、毎年必ずせめてもの恩返しとしてじいちゃんの墓参りに行くようにしています。
その度に思い返すことがあります。
それは「サンタさんを待つ楽しみを毎年私にプレゼントしてくれているじいちゃんが、私にとって実は世界で一番のサンタさんなんだ」と。
毎年クリスマスが近づくにつれて、今でもじいちゃんのことを思い出します。
このエピソードを通じて天国にいるじいちゃんから教わったことは「楽しみをプレゼントすること」です。
だから、WebSantaでは「Webで売上げアップさせる楽しみをお客様やクライアント様にプレゼントする」ことを毎年忘れずに大切にしています。
「世界一有名な楽しみや価値や感動を届ける人は誰ですか?」
と聞かれれば、みなさん「サンタクロース」と答えることでしょう。
しかも、サンタクロースは世界中に楽しみや価値や感動を届けています。
まさに「世界中に楽しみをプレゼントする」ことはWebSantaが大切にしている考えの1つです。
Web事業 ☓ じいちゃんが教えてくれた世界中に楽しみをプレゼントするサンタ
と
この3つの条件を兼ね備えた社名。
これらを考慮して「WebSanta」と名付けました。
これが「WebSanta」の社名の由来です。
これからも、Webを活用するWeb事業で、世界中のお客様やクライアント様に楽しみをプレゼントしつつ、Webで売上げアップさせる会社として日々精進してまいります。